☆ MINOWA COLLECTION 1999 ☆
「みの・コレ」 レポート 6

《 純米酒の鉄人 つづき 》
それでは、本日のテーマを発表します。
本日のテーマは、これです!
ジャーン ジャーーン。
『神亀 純米大吟醸』
中央のテーブルで、少しづつリフトアップされる2本の瓶。
ドライアイスぐらいは、欲しかったな。
下から手で持っているように見えるが、目の錯覚だ。
気にしてはいけない。

ア〜レ・キュイジーヌ!!

「両者いっせいに神亀を取りに行きました。
本日の解説は、安田純米酒専門学校・校長の安田武史さんです。
安田さん、よろしくおねがいします。」

「よろしくどうぞ。」

「さて安田さん、本日のテーマ神亀純米大吟醸ですが、一体どういうタイプのお酒ですか?」
「神亀酒造は、十数年前から純米酒だけを造っている蔵として有名です。
燗酒大好きの専務が造っているお酒ですから挑戦者に有利な展開になりそうですね。
「しかし安田さん。大吟醸なんですから、きりっと冷やしてクウーッといきたいとこですよねぇ。」
「いやーどうでしょう。今日の戦いは目が離せない大一番になりそうですよ。」

「おーっと挑戦者サイド、何か壺のような物を取り出しましたが、あれは一体何でしょうか?」
「う〜ん、なるほどー。湯燗徳利ですね。業界では、よく使われています。燗つけが非常に
簡単にできる便利な道具なんですよ。高価じゃないのでご家庭でもぜひ1度お試しください。」

「変わって鉄人サイドでは、お酒を冷やす氷が用意されているようですが・・・
んんっあの氷?輝きが普通の氷とはちょっと違うような気がしますが安田さんこれは?」
「福井さん、いいところに気が付きましたね。あの氷はおそらく・・・いや間違いない!
純米酒専門店“やきとりHOUSEこけこっこ”で造られるという純米酒専用の氷ですね。」
「そうだったんですかぁ。
世の中には、ほんとうに素晴らしい氷が存在しています。」



神亀を、瓶ごと氷水につける冷酒の鉄人。
「冷たくてごめんね。」と謝っているのではなく
手をうちわのように使って、急速に酒の
温度を下げるという一子相伝の究極奥義を
披露している。本邦初公開の貴重な画像だ。
湯燗徳利に神亀を注ぎ込む燗酒の挑戦者。
隣で助手が心配そうに見守っている。
相手が「純米酒史上、最強!」と噂される
冷酒の鉄人だけに汗びっしょりだ。(その汗は
季節はずれのジャンパーのせいでは?)

「ここで挑戦者サイドに、また動きがありました。
おーっと、筆を取り出してなにやら字を書いているようですが・・・」

by マチエール中村
書き終わった紙を
観客席の方に広げ

「酒は、燗やぁ!」

の一声。

「ええぞー、中村ーっっ!」
応援蔵元達から
大きな声援が飛ぶ。
「挑戦者、見事なパフォーマンスです。」
1分前。
「残り1分前のコールがかかりました。安田さん、間に合いますかねぇ。」
「両者とも、その道のプロですから大丈夫でしょう。ただ挑戦者が、神亀の
飲み頃と言われる温度帯を把握しているかどうかが気になりますね。」
30秒前。
「両者は、まだあわただしい動きを見せています。
第1回目の挑戦者「料理旅館 亀の穴」十四代目当主を
鉄人脇田が神亀純米大吟醸で打ち払うことができるのか!」
15秒前。
「もう時間がありません。
しかし、まだ動いています、まだ動いています。」
5秒前、3、2、1。
ジャ〜ン。
「ここで作業終了いたしました。」


気になる結果発表は・・・
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